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武田綾乃

武田綾乃（たけだあやの）
1992年生まれ／小説家

　★　 代表作　★　
「響け！ユーフォニアム」シリーズ

京都府出身。
同じ京都府出身、綿矢りさの「蹴りたい背中」を小学生の頃読み、小説家に憧れるようになる。
京都府立嵯峨野高等学校に進学後、文芸部に入部して本格的に小説を書くようになる。

2012年、高校の美術部を題材とした「今日、きみと息をする。」を宝島社主催新人賞である第8回日本ラブストーリー大賞に応募する。
同志社大学文学部美学芸術学科1年生のときだった。
「タケダアヤノ」で応募。
「今日、きみと息をする。」が同賞、最終選考候補作品に選ばれるが、残念ながら受賞とはならなかった。
しかし、隠し玉作品として、2013年に宝島社文庫として出版される。

2013年、第2作「響け！ユーフォニアム北宇治高校吹奏楽部へようこそ」を発表する。小中学校時代に所属した吹奏楽部の体験と、母校である嵯峨野高校吹奏楽部への取材を基にする。

京都アニメーションにより、テレビアニメ「響け！ユーフォニアム」が制作される。
2015年4月〜6月まで　第1期
2016年10月〜12月まで　第2期
BS11他で放送された。

「響け！ユーフォニアム」は出身地である京都府宇治市を舞台として、吹奏楽へ青春を傾ける高校生たちの友人関係問題や受験、恋、家族との確執など、思春期の悩みと人間模様が描かれている。

2019年「その日、朱音は空を飛んだ」で第40回吉川英治文学新人賞候補になる。