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池田 理代子（いけだ りよこ）
1947年12月18日生まれ ／ 漫画家

　★　 代 表 作 　★　
「ベルサイユのばら」
「おにいさまへ…」

大阪府大阪市出身。
学者を志し、東京教育大学文学部哲学科に入学して勉強していたが、父親からの金銭的援助が1年で打ち切られ、生活の糧として漫画を描き始める。
出版社へ漫画を持ち込むが、技術の未熟のため貸本屋向けの出版社で執筆を始め、2〜3年の下積み生活をする。
その後、出版社からスカウトされる。
1967年、「バラ屋敷の少女」でデビュー。

1972年、週刊マーガレットで「ベルサイユのばら」の連載開始。ヒットする。連載を続けながら石膏デッサンや油絵など本格的な絵の勉強もした。
ツヴァイクの「マリー・アントワネット」を高校2年生の夏に読み、彼女の魅力を知ったことが執筆のきっかけとなった。
多忙で大学に戻れず、入学から7年で中退する。
少女漫画家としての人気は2年間連載された同作品で不動のものとる。
1975年、「オルフェウスの窓」の連載を開始。

1984年に、不倫相手の松谷蒼一郎との会話のテープを報道社に送り付け、スキャンダル発展し当時週刊誌やテレビで大々的に取り上げられた。
40歳から更年期障害に悩まされるが、45歳で音大受験を決意。
1995年、東京音楽大学声楽科に入学する。
以降、コンサート出演や講演などの活動を行う。
短歌にも親しんでいる。

第9回 日本漫画家協会賞優秀賞受賞「オルフェウス窓」

フランス政府から、「ベルサイユのばら」を通じて多くの日本人がフランスの歴史、言葉、食文化などに関心を持ったとし、レジオン・ドヌール勲章シュバリエ章が授与されている。