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吉沢やすみ

吉沢やすみ（よしざわやすみ）
1950年1月8日生まれ／漫画家

　★　 代表作　★　
「ど根性ガエル」

山梨県山梨市出身。母子家庭で育つ。
高校時代、同人作家として活動する。貝塚ひろし主催の同人誌「まんがマニア」に漫画を投稿した。高校卒業後、「絶対マンガ家になる」と上京する。

1970年、貝塚の紹介で週刊少年ジャンプに「ど根性ガエル」の読切り（吉沢保己名義）を投稿。週刊少年ジャンプにて漫画家デビュー。その後すぐ「ど根性ガエル」の作品を連載し、後に2度、アニメ化を果たす。
「ジャンプ」を支える人気作となる。

「ど根性ガエル」がヒットして、一戸建の家を23歳で建てた。当時の税理士がずさんな会計処理をし、税務署の査察が入り1,000万円以上の追徴課税を受ける。
「ど根性ガエル」以降はヒット作に恵まれず、プレッシャーで思うように漫画を描けなくなる。
精神的に追い詰められて失踪してパチンコやマージャンなどのギャンブル生活をする。生計のため看護師資格を持つ妻が働いていた。
デパートで警備員を3年、赤羽駅で清掃員を1年半働いた。

1990年代、テレビドラマ「ひとつ屋根の下」で、江口洋介演じる柏木達也がピョン吉のTシャツを着た。再び「ど根性ガエル」が注目される。その後、ピョン吉のパチンコ機やパチスロ機、そして大鵬薬品工業「ソルマック」のCMなどにキャラクターが起用されたり、ユニクロでTシャツが売られるなど、キャラクター版権による収入が得られた。

好きな麻雀で、2010年、竹書房麻雀大会 2位を獲得。

長女は漫画家・イラストレーターの大月悠祐子（かなん）。