皆さんは、小説家の筒井康隆(つつい やすたか)さんをご存知ですか。
この方は、『日本沈没』が有名な小松左京さん、星新一さんなどと「SF御三家」とも称されている方です。
筒井さんの有名な作品は、今敏さんが監督をしたアニメ映画で、著者も声優として出演をした『パプリカ』、大林宣彦さんが監督をし、原田知世さんが主演をした映画『時をかける少女』、2003年の第27回モントリオール世界映画祭で、最優秀アジア映画賞を受賞した『わたしのグランパ』、などのアニメや実写映画の原作を執筆されています。
また筒井さんの作品には、テレビドラマ化をされた物を多くあり、深田恭子さんが主演し、また著者も主人公の祖父のライバル役として出演をした『富豪刑事 』、また、「世にも奇妙な物語」でも『最後の喫煙者』などの短編作画がドラマ化をされています。
筒井さんの執筆を始める切っ掛けは、
昭和34年に創刊をされた『SFマガジン』に衝撃を受けて、昭和35年に父と三人の弟などと、自身のボーナスを継ぎごんで、SFの同人誌『NULL』を創刊をしたそうです。
その同人誌の創刊号が、推理小説かとして有名な江戸川乱歩さんの目に留まることとなり、その後筒井さんが執筆をした短編が、江戸川乱歩さんが主催の雑誌に1960年8月号に転載されました。
これが筒井康隆さんのデビュー作となりました。
デビュー後も筒井さんは様々な作品の執筆をされており、
人の心を読むことができる女性主人公が登場する、『七瀬ふたたび』が、NHKやテレビ東京などでドラマ化をされています。
もし皆さんも、筒井康隆さんの著書に興味を持たれたらぜひ読んでみて下さい。
一度読み始めるとハマるかもしれませんよ。